健康になる5大要素

  健康になる5大要素

心身ともに健康になる5大要素をバランス良く向上しましょう!
 
 @食べ物(栄養)  A呼吸  B姿勢・運動(エネルギーの消費)
 C休養・睡眠(エネルギーの蓄積)  D精神(心の状態)

 
 健康志向の高まりで ○○の栄養素が良いとか、○○健康法・○○ダイエット等・・・耳に入ることも多いのでは?と思いますが、「栄養だけが足りていればOK」とか、「運動を沢山しているから大丈夫!」といった偏った管理の仕方では問題があります。心身の健康は幾つもの要素のバランスがとれて初めて手に入れる事が出来ます。バランスの良い健康管理を心掛けましょう!


 
@食べ物(栄養)
 
 栄養のバランスや食べる量等は当然気を付けるべきですが、もう一つ違った角度から気を付けて頂きたいことがあります。栄養のバランスが取れた食事をとっても体の消化・吸収する機能がしっかりと働いていなければ意味がありません。又、血液の循環が「冷え」や「筋肉の硬さ」で妨げられているとせっかく吸収した栄養も全身に行渡らせる事が出来ません。簡単な例を挙げると、姿勢が猫背で胃腸を圧迫し消化・吸収する機能が低下している。又、筋肉疲労の蓄積で筋肉を硬くし、血行不良を起こして栄養が全身に巡りにくい。
 体全体のバランスが整う全身運動や整体を受けて頂く事で「ゆがみ」や「筋肉の硬直」を取り除き、消化・吸収・循環させる環境を整えて下さい。


 
A呼吸
 
呼吸は通常、無意識に行われていますが健康を左右する大きな役割を担っています。深い呼吸(腹式呼吸)を行えば良い!とよく言われますが、プラスして必要なことがあります。肺の働きを見ると「息を吸う=肺が膨らむ」、「息を吐く=肺が縮む」という動作をしていますが、自覚症状の在る・無しに関わらず首・肩・背中などの緊張があると肋骨(あばら骨)の動きを悪くします。呼吸の肺が「膨らむ・縮む」に合わせて肋骨も「開いて・閉じて」と動きが付いていれば良いのですが、運動不足がちの方は「閉じ過ぎ」・過度の運動をしている方は「開き過ぎ」等(例外もあります)、片方に偏りがちになります。
「ゆがみ」を緩和することにより心肺機能を高め、質の高い呼吸が無意識に出来るようになります。


 
B姿勢・運動(エネルギーの消費)
 
 日々の生活で体をバランス良く使うという事は簡単ではありません。正しい姿勢が出来ているかどうかで「内臓の働き」や「疲れが溜まりにくい体」であるかどうかが決まります。正しい姿勢を保つ為には支えとなる筋力が必ず必要となりますが、筋力を付けていくにも注意が必要です。体の「ゆがみ」がある状態ではバランスのとれた柔軟性のある筋肉は付いていきません。又、運動の量もその時の体のコンディションに合わせて調整が必要です、代謝を上げる目的の運動が逆に疲労を溜め込む原因にならないように気をつけましょう。
柔軟性を出しコンディションを整えながら体操(運動)をする を実践しましょう!


 
C休養・睡眠(エネルギーの蓄積)
 
 規則正しい生活習慣を心掛けて、休養や睡眠の時間をしっかりと確保することは大切なことです。しかし休養や睡眠の時間が多ければ良いというものではありません。動かす事が不足すれば、心肺能力の低下や筋力の低下へと繋がります。「体を動かす」と「体を休める」のどちらか片方に偏り過ぎることは注意が必要です。
精神的な疲労や肉体的な疲労が慢性化すると、心や体に緊張が生まれ自律神経の体を休める(エネルギーを蓄える)働きをする「副交感神経」の機能が低下して、眠りが浅い・元気が出ない(エネルギーが出ない)という事になります。ゆがみや筋肉の硬直を取り除く事で「効率よく休むことの出来る体」を手に入れましょう。
「ゆがみの改善」・「柔軟性の向上」を行うことで自律神経の乱れに働き掛けることが出来ます。熟睡できる!疲れを溜めない!状態を維持出来る様にしましょう。


 
D精神(心の状態)
 
 精神(心の状態)はシンプルであり複雑でもあります。「病は気から」という言葉もあるとおり、心構え次第で良い循環が生まれ!悪い循環も生まれる! と言えます。又、体のコンディションの良し悪しが精神(心の状態)に与える影響は必ずありますので先に挙げた@〜Cの状態を良くしておくことは大変重要な事です。
 患者さんの改善していく過程を見ると、何らかの自覚症状が出て体がこわばり気分が落ち込んでいる状態から、体が芯からほぐれるにつれ深いリラックスが出来、気分が晴れやかになっていくケースが非常に多くあります。
精神(心の状態)のケアにもゆがみの改善と体の硬直の解消が深く係わっています。



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